こんにちは!ふっさんです!
今回は9月10日に行われた、
武蔵野大学の学生さんたちによる調査成果発表会についてご紹介いたします!
なぜ彼ら彼女らは鹿角に来ているのかについては、武蔵野大学のホームページからご確認ください。
武蔵野大学フィールドスタディーズ(長期学外学修)(外部リンク)
簡単に言うと、大学の中から現場に出て行って、将来設計を描く上での土台作りをしよう!ということでしょうか。
こういった事業の一環として、今回鹿角市には
9名の大学1年生の皆さんが来てくれました。
9名中8名が関東出身(1名は秋田市出身)で、
9名全員が初鹿角市。
学生さんたちは
「商店街活性化」と「移住促進」を大きなテーマとして約1か月間、聞き取りや祭りへの参加などを通して調査を行ってきました。
当日は、フレッシュな目線で見た鹿角について、1か月の研究成果を発表してくれました!
今回はそれらの発表を、大きく
「鹿角の魅力」、「鹿角の課題」、「鹿角への提案」の3つに分けてご紹介したいと思います!
会場は満席!用意された席数を超え、新しい机が足されるほどの関心の高さでした。
まずは
「鹿角の魅力」から!
鹿角の魅力として多く挙げられていたのは、「
自然」と「
食べ物」、「
伝統文化」、そして「
人柄」。
美しい山々や川。ホルモンやきりたんぽなどの豊かな食。悠久の歴史を感じる数々の行事。
地元の人にとっては当たり前かもしれないこれらことが、実は当たり前ではなく、高いポテンシャルを秘めたものなんだというメッセージでした。
また、商店街についても、駅から徒歩圏内にある、アーケードがあって雨や雪でも大丈夫、歩道が広いといった利点が挙げられていました。
個人的には、
「コモッセ」を魅力として挙げる学生さんが複数人いたことが興味深かったです。その理由が
Wi-Fiの整備にあり、若者にとってインターネット環境が整備されているかが魅力に大きな影響を与えるということでしょうか。
徹夜して作ったというパワーポイントでの発表。
次に
「鹿角の課題」について!
こちらについては、
「移動手段」や「発信力不足」、そして「マナー(路上喫煙やタバコのポイ捨て、運転の荒さなど)」に関するものが多かったように思います。
また、調査テーマの一つでもある商店街については、地元の方へのインタビュー調査を通して、
「いらっしゃいませ」が無く入りづらいという点や、情報発信への温度差などが指摘されました。
お店のデザインを考案してくれた発表も。
そうした課題を踏まえ、学生ならではの
「鹿角への提案」がなされました!
いくつか抜粋してご紹介すると、、、
商店街に「小コモッセ」をつくる
若者向けSNS(Twitter、Instagram)の活用
商店街にもお土産専門店をつくる
オブジェなどで何のお店かすぐ分かるようにする
バーチャルYoutuberの活用
などなど!
「ワカモノ」かつ「ヨソモノ」ならではの、とても新鮮な提案や視点でした!
「小コモッセ」を提案。
インタビューや政府のデータ、さらには他の自治体の事例なども活用し、いい発表をしようという意気込みが伝わってくる力作ばかり!
もちろん、必ずしもすべてが的を射ているわけではないかもしれません。
しかし、少なからず参加した鹿角のみなさんの心にも響いたのではないでしょうか!
学生さんと話すせっかくの機会ということで、その後の質問時間も盛り上がり、時間いっぱいまで挙手が!
短い時間ながら、
「Instagramでは位置情報を使って検索する」、「自治体名ではなくブランド(#きりたんぽ)が重要」、「今日いらしている方が鹿角の魅力を周りに伝えることで自信を持てる人が増える」といったアイデアが交わされていました!
今回の発表の中で私が特に印象深かったのは、学生さんの一人が、
「調査の中で『こんな何もないところによく来たな』と言われることが多くありましたが、私はそんなことは思いません。」
ときっぱり言い切っていたことでした。
地元の人が地元のことを知り、地元のことを誇れるようになる。
探検隊も、そんな一助になれるように、これからも頑張っていこうと思います!
武蔵野大学の学生のみなさん、1か月という長期に渡る調査お疲れ様でした!
これを機に、またぜひ鹿角に遊びに来てくださいね!
せばまた!
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