2019年10月24日
小坂町郷土館の旧小坂鉄道企画展と映えスポット紹介!
すーほです!
小坂町の郷土館では現在、鉄道ファン必見の「小坂鉄道の歴史展」が開催されています
この企画展は旧小坂鉄道が1909年に開業してから、小坂鉄道レールパーク(外部リンク)に生まれ変わって現在に至るまで110年の節目を迎えることから企画されました。
構内図、車両設計図などの資料から、記念乗車券、現役当時の写真や映像まで、小坂鉄道の歴史を物語る品々が展示されています。
その中でも、是非見ていただきたいのは、小坂鉄道保存会の千葉会長が所有されている、小坂鉄道の車両(ディーゼル機関車、硫酸タンク車両、気動車)をモチーフにしたHOゲージです。製作会社に特注で作ってもらったものらしいのですが、かなり精巧に作られていて何時間でも見ていられます!!
この企画展は12月19日(木)まで開催され、入場無料です。
また、10月26日(土)~27日(日)の東北文化の日と連動した企画として、入館者全員にオリジナルポストカードのプレゼント(東北文化の日のみ)や、企画展記念硬券(限定250枚、1枚100円)の販売(10月26日(土)~11月24日(日))もあります。
10月27日(日)10:30~には町役場町史編さん室 亀沢室長の展示解説が行われます。展示を分かりやすく、楽しく解説してくれますよ
郷土館にお越しになった際に、必ず立ち寄ってほしい映えスポットがあります!!
そこは、郷土館の中庭です。それでは、ご覧ください↓↓↓
旧小坂駅
・・・旧小坂駅(実物は小坂鉄道レールパークにあります)を実物の2/3スケールで再現したレプリカ。
共用栓
・・・明治に町内の水道栓として使用されていた共用栓のレプリカ。実物の数十倍近い大きさ。
旧止滝発電所
・・・小坂鉱山で運用されていた発電機(県内で一番最初に導入された)などの設備を展示。
いかがですか?映えること間違いなしですよね!
企画展も映えスポットも大注目な郷土館、是非行きましょう!
【取材先】郷土館
開館 9:00~17:00(入館16:30まで)
入館料 無料
休館日 毎週月曜日(祝日の場合はその翌日)
すーほでした!
2019年07月31日
1日隊員「すっきー」のブログ あなたの知らない鹿角の魅力!
どうぞご覧ください!
こんにちわ 今回ブログの担当になりました、すっきーです。
今日は、鹿角の魅力についてたっぷりお伝えしたいと思います。
まずは、花輪ばやしについて紹介していくよ。 花輪ばやしが始まったのは1765年、それから昭和に入ると多くの人々が参加するようになり、今でもその伝統はしっかりと受け継がれています。
初日は、かわいい保育園児、小中学生による子どもパレードや町踊りなどをみることができ、最終日には花輪ばやしの、郷土芸能である大湯大太鼓によるダイナミックなバチさばきを見ることができます。 花輪ばやしの実施日は、8月19日から8月20日の二日間です。
みなさん、ぜひ祭りの出店だけでなく、花輪ばやしに真剣に取り組んでいる人たちの、屋台や通りでの美しい踊り、演技にも注目して楽しんでください。
花輪の町中には、花輪ばやし祭典委員会の事務局も入っている花輪ばやしの博物館があって、貴重な資料などが見学可能できるよ。
秋田県鹿角市花輪字中花輪29
千歳盛酒造株式会社内
TEL 0186-22-6088
営業時間:10:00~17:00 日曜定休
http://hanawabayashi.jp/
以上、一日隊員のすっきーでした。
2019年07月30日
祝!「北海道・北東北の縄文遺跡群」世界遺産国内推薦候補決定!!!
先ほど!
ついに!
「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界遺産文化遺産国内推薦候補に選定されました!!!
バーン バーン パチパチパチパチ
歓喜に沸く鹿角地域振興局。
「北海道・北東北の縄文遺跡群」とは、「津軽海峡を挟んだ日本列島の北海道・北東北に位置し、縄文時代の各時期(草創期、早期、前期、中期、後期、晩期)における、人々の生活跡の実態を示す遺跡(集落跡、貝塚、低湿地遺跡)や、祭祀や精神的活動の実態を示す記念物(環状列石、周堤墓)で構成された17遺跡からなる考古学的遺跡群」のことです。(北海道・北東北の縄文遺跡群ホームページより)
簡単に言うと、北海道・青森県・岩手県・秋田県にある17か所の縄文時代の遺跡をまとめた言い方のことです!
詳しくはこちらをご覧ください!
北海道・北東北の縄文遺跡群(外部リンク)
秋田県からは鹿角市の「大湯環状列石」と、北秋田市の「伊勢堂岱遺跡」が含まれています!
「大湯環状列石」についてはこちら(外部リンク)
「伊勢堂岱遺跡」についてはこちら(外部リンク)
17か所の遺跡群は「特別史跡」と「史跡」に分類されるのですが、
なんと「特別史跡」は青森県の「三内丸山遺跡」と、鹿角市の「大湯環状列石」だけなんです!
(ちなみに、特別史跡は全国で61か所、秋田県では大湯環状列石のみ)
これからさらに注目が集まりそうですね!
今後は、順調にいけば、2021年に開かれるユネスコの世界遺産委員会で審議され、正式に世界遺産への登録が決まる見込みです。
世界遺産登録には、行政と地元住民がともに登録に向けて盛り上がっていくことが必要です!
白神山地に続く秋田県の世界遺産登録に向けて、これからもさらに頑張っていきましょう!
せばまた!
2018年12月18日
冬の康楽館に行ってみよう!
ふっさんです!
ついに初雪かあと思ったのもはるか昔、世界はすっかり白銀に包まれています。
スキー場もついにリフトが動き始めたようで、スキーヤー・スノーボーダーたちが待ちに待った季節の到来です。
一方、鹿角・小坂では冬季休業する施設も多く、少し落ち着いた雰囲気となるのが冬でもあります。
公演が4月までお休みとなる康楽館も、そんな施設の一つ。
4月中旬~11月下旬までの期間は、人情芝居のほか、大歌舞伎や各種ステージが開催されます。
しかし!康楽館は、公演がお休みとなる冬ならではの楽しみ方もあるのです。
それが・・・
館・内・見・学!!!
館内見学自体は季節問わず実施されています。
ですが、公演が行われない冬の間は、普段はできないような体験ができるんです!
今回は、そんな芝居だけじゃない康楽館の魅力をちょっとだけお届けします!
見学は2階席からスタートします。
ガイドの黒子さんが康楽館の概要や2階席の手すりに空いているたくさんの穴の秘密について教えてくれます。
正直よく火事にならなかっ(以下ネタバレのため割愛)
その後、1階に降りて花道を歩いたり、演者さんの登場口の仕掛けを見たり。
花道からの景色
そしていよいよ「奈落」へ。
これは「すっぽん」と言って、花道の下から役者さんがせり上がってくる仕掛けです。
そしてこちらが舞台下の「回り舞台」
なんと明治時代に建てられた時から変わっていないんだとか。
康楽館最大の特徴と言えば、こうした「すっぽん」や「回り舞台」をすべて人力で稼働させているということですが、なんと冬季限定で、回り舞台を実際に回す体験ができるんです!
長年の黒子さんが足をかけるために使用してきた周囲の石垣はツルツルしていますが、なんとか足をセットして力をこめます!
最初は重いですが、一度回り始めると案外スイスイいきます。
今回は3人で回したのですが、いつもは2人で回してるというのだから驚きです!
次回から公演を観るときは舞台の下も気になりそうです笑
人生の中で舞台を回すことなんて一度あるかないか!
ぜひ、康楽館の縁の下の力持ち気分を体験してみてください!
そして今度は舞台上へ。
舞台側から客席を見るというのもなかなか不思議な感じです。
そして最後は楽屋見学!
楽屋の壁には歌舞伎や落語家をはじめとする著名人のサインがびっしり!
これまた冬季限定、衣装を着て舞台での記念撮影も可能です!
市川團十郎さんや松本幸四郎さんらが立った舞台に立てますよ!
冬の康楽館はいつもと違って落ち着いた雰囲気。
館内見学もゆっくりできるので、じっくりと見て回りたい方、舞台を回してみたい方にはむしろ冬のほうがおすすめかも!?
(黒子さんの解説が上手なので、館内見学をすると絶対公演も観たくなります笑)
康楽館についてはこちらから!(外部リンク)
ぜひ季節によって異なる康楽館の魅力をお楽しみください!
せばまた!
おまけ
康楽館名物「回り舞台せんべい」
実物めっちゃでかいので是非。(2人以上で食べること推奨)
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2018年12月12日
ここはドイツ?いいえ小坂です【クリスマスマーケットin小坂】
ふっさんです!
さて、突然ですが問題です。
日本の近代クリスマス発祥の地と言えば、どこでしょうか・・・?
でれれれれれれれ~~~~~~~
でん!
正解は、小坂町です!
(タイトル見ればわかる)
明治時代初頭、鉱山で栄えていた小坂町に、ドイツから一人の技師がやってきました。
そう、彼こそがクルト・ネットー。
彼が小坂町でふるさとドイツのクリスマスパーティーを開いたのが、日本における近代クリスマスの始まりだと言われているのです。
クルト・ネットーについてもっと知りたい!とか、
小坂の鉱山の歴史が気になる!とか、
綺麗なドレスを着てみたい!という方は、ぜひ小坂鉱山事務所へお越しください!
とまあ前置きはこれくらいにして、今回ご紹介するのは、12月の毎週土曜日(最終週は除く)に開催される、クリスマスマーケットin小坂です!
まるでディズニーの世界。
クリスマス発祥の地としての本気を小坂町が見せる4日間。
本場ドイツさながらのお菓子やホットワインなどが楽しめるほか、地元の方などによるコンサートも盛りだくさん!
そしてなんといっても鉱山事務所周辺のイルミネーションは、男一人で行ったら心をへし折られそうになるほどの破壊力!
輝く鉱山事務所と、願いながらくぐると恋が叶うかもしれないハート
どこかにいるトナカイ
働き者のサンタさんに会えたらラッキー!
町のちびっこたちも歓迎
みんな大好きイルミネーショントラクター!
クリスマスマーケットの詳細はこちらから!(外部リンク)
今年のクリスマスマーケットも残すところあと2日!
雪とイルミネーションが美しい明治百年通りへ、ぜひ足をお運びください!
せばまた!
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2018年11月23日
鹿角の昔を未来に伝える【旧関善酒店】
ふっさんです!
今年は例年より降雪が遅い鹿角。
でもだんだんと天気予報にも雪マークがちらほらしてきましたね。
とか言ってたら今朝降りましたね笑
そんな冬の鹿角でオススメな施設が、今日ご紹介する国登録重要文化財「旧関善酒店」です!
正面
道路側に雪を落とす屋根(こもせ)は、雪国の商店街では珍しい
旧関善酒店は、1856(安政)3年~1973(昭和58)年まで続いた造り酒屋です。
主屋自体は明治時代に建築され、築100年を超えています。
近代的な商店街のアーケードを抜けて少し歩くと、突然こんな歴史ある建造物が現れるのでびっくりするかもしれません。笑
毎月3と8のつく日に開催される花輪朝市の会場の起点にもなっています。
関善から見た朝市
朝市の日は入り口で温かいものを買って中で食べることもできます。
かつてはこのような建物が商店街に並んでいたということですが、道路の拡幅工事の際にそのほとんどが取り壊されてしまい、今では旧関善酒店と斜め向かいのお宅の2軒だけになってしまいました。
旧関善酒店は、有志の手によって約4メートル後ろに移動させることで解体を免れたという歴史もあります。
中に入ると、草木染など地元の伝統工芸品などが販売されているスペースが。
そしてその奥に広がるのは圧巻の吹き抜け構造。
みんなこの角度で撮影するというポイント
吹き抜けのアップ。職人の技術が光る。
この吹き抜けにもいろいろなお話があるんですが、それはぜひ現地でお聞きください!
2階は生活スペースで、当時実際に使われていた数々の品物や、写真が並びます。
名品がずらり
こちらはラッコの毛皮。なかなか重い。
これが
こうなる
こんな粋な仕掛けがまたお洒落。
ほかにもちょいちょい「隠れお洒落」があるので探してみてください!
ちなみに、旧関善酒店では現在お酒の販売はしていませんが、お隣のお店では現在も関さんがお酒を販売していますので、当時の様子を聞きながらお酒を選んでみてもいいかも。
入館料500円で、希望すれば無料でガイドをしてもらうことも(10人以上は1人400円)。
時間に合わせた軽妙なトークもぜひ聞いていただきたいところです!
鹿角の昔を今に伝える貴重な文化財。
雪が降るとまた映えること間違いなしですので、ぜひ一度おいでください!
せばまた!
【旧関善酒店】
営業時間:10時~17時
定休日 :木曜日(3と8のつく日は営業)
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2018年10月11日
十和田湖を望む職人の美技【十和田ホテル】
ふっさんです!
鹿角をはじめ、秋田県内各地で紅葉が見ごろを迎えています!
鹿角では特に八幡平が最盛期を迎えていますよ!
県内各地の紅葉情報は、【あきたファン・ドッと・コム】(外部リンク)でご確認ください!
さて、そんな今回は、だんだんと色づき始めてきた十和田湖にほど近い、国登録有形文化財のホテルをご紹介します!
それがこちら!
十和田ホテルです!
十和田ホテルは、昭和14年にオープンしました。
今、日本では2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて盛り上がっていますが、実は十和田ホテルは、昭和15年に開催予定だった幻の東京オリンピックに向け、外国人観光客をおもてなしするために建てられたホテルなんです!
秋田・青森・岩手から集められた腕利きの宮大工80名が、技術の粋を結集して建築された十和田ホテル。
外壁や内装などには日本三大美林の一つ、天然秋田杉がふんだんに使われています。
また、一部屋ごとに床の間や、天井、格子戸などの意匠が異なるということで、80人の宮大工それぞれの意気込みが感じられます。
さらに、どの客室からも窓からは十和田湖を眺めることができるそうです!
これまでにはこれまでには、昭和天皇、皇后両陛下や吉田茂元首相など、教科書に載っているような数多くの著名人が宿泊してきた由緒あるホテルです。
内部はリフォームがなされ、建築当時の趣を残しながらも、とても綺麗なホテルとなっています。
ここでいくつか写真をお届けしましょう!
木造3階建て、木の色の美しさに圧倒されます。
玄関はこんな雰囲気。
玄関で上を見上げると・・・
十和田ホテルと言えばこれ、という写真です。
残念ながら今回は宿泊していないので客室の写真はありませんが、外観を直接見て、絶対泊りたい!と思いました!
宿泊ではなくても玄関までは写真撮影OKとのことなので、十和田湖の紅葉を見ながら、まずは一度足を運んでみてもいいのではないでしょうか!?(ホテルスタッフの方に一声おかけください。みなさんとっても優しいです。)
見ればきっと、みなさんも泊りたくなりますよ!
十和田ホテルについて詳細は下記URLをご参照ください!
https://towada-hotel.com/
せばまた!
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2018年08月28日
夏の終わりを締めくくる【毛馬内盆踊り】
花輪ねぷた、花輪ばやしが終わり、一息ついているような鹿角の今日この頃です。
各町内では中秋の名月まで花輪の町踊りが行われているので、いずれ紹介しようと思います!
ところで、夏の終わりを告げるものと言ったら、みなさん何を思い浮かべますか?
鈴虫の声が聞こえ始めたり、スーパーからそうめんが消えて行ったり、いろいろあるかと思いますが、毛馬内盆踊りにも、そんな意味を感じる今日この頃です!
毛馬内盆踊りとは、
国指定の重要無形文化財。秋田県三大盆踊りにも数えられる。
頬かむりをかぶり、道中央のかがり火に向かって沿道に背を向けた形で踊るのが特徴的。頬かむりには男女や身分の差関係なく、全員が平等で踊るという意味が込められているという。
詳しくはこちら(外部リンク)から!
それではさっそく、写真で当日の様子をご紹介しましょう!
会場は昔ながらの建物が並ぶ商店街。
提灯でライトアップされた通りは、それだけでフォトジェニックです。
まずは太鼓を打ち鳴らし、祭りのはじまりを告げます。
太鼓が大きい!
音が体の芯まで響いて、迫力がすごいです。
かがり火が灯され、ついに盆踊りのスタートです。
風に揺らめくかがり火と、ゆったりと美しい踊り。
男性は水色、女性はピンクが基本のようですが、必ずしもそうではありません。
みなさん頬かむりをしているので、ぱっと見ではわからないです!
浴衣もいろいろで、かつては「タンスの底を着る」ように、我が家の一張羅を引っ張り出して踊っていたようですね。
次第に沿道にいた私服の方々も飛び入りで加わって、だんだん踊り手が増えていきます。
毛馬内の人はみなさん踊れるんでしょうかね!
見よう見まねでの参加も大歓迎ということで、みんなで踊りを共有できるのも魅力の一つなんだなと感じました!
ここまでが「大の句」と呼ばれる踊り。
次に踊られるのが、「甚句」です。
「甚句」とは、歌い手が交互に掛け合いながら唄うものです。
太鼓や笛はなく、歌のみで踊るのが特徴です。
きらびやかで激しい花輪ばやしで一気にエネルギーを解放して、静かだけれども力強さもある毛馬内盆踊りで夏を締めくくる。
この絶妙なバランスが素敵だなと思いました!
みなさんにも是非、花輪ばやしと毛馬内盆踊り、両方を楽しんでいただきたいです!
以上、今から来年が楽しみなふっさんでした!
せばまた!
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2018年08月17日
どばんくん2【大湯環状列石】
金足農業の試合、大感動でしたね!!!
明日の試合も勝利をつかんでもらいたいです!!!
そして、明後日はいよいよ花輪ばやしですね!!!
町全体が盛り上がってきていますよ!!!
そんなゲキアツな昨今ですが、今日は知的な雰囲気で、前回に引き続き「大湯環状列石」からお届けいたします!
前回の記事はこちらから。
大湯ストーンサークル館でばっちり予習をしたところで、いよいよ「大湯環状列石」へ向かいます。
ところで大湯環状列石は、「特別史跡 大湯環状列石」という名前なのですが、「特別史跡」とは何でしょうか?
「国宝及び重要文化財指定基準並びに特別史跡名勝天然記念物及び史跡名勝天然記念物指定基準」によれば、特別史跡とは「史跡のうち学術上の価値が特に高く、わが国文化の象徴たるもの」とされています。
※ちなみに「史跡」は「我が国の歴史の正しい理解のために欠くことができず、かつ、その遺跡の規模、遺構、出土遺物等において、学術上価値あるもの」で、大きく9つに分類されています。
基準の名前がまず長すぎるわ!という方のために簡単に言うと、「特別史跡」のすごさレベルは「国宝」と同格!
すなわち「国」の!「宝」!!!(そのまま)
現在は62件が登録されていて、姫路城や鹿苑寺(金閣)庭園なんかと並んで「大湯環状列石」は登録されているのです!
ちなみに、「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成遺跡中、「特別史跡」なのは「大湯環状列石」と「三内丸山遺跡」だけ。
文字が多い前置きはこのくらいにして、いよいよ環状列石とご対面。
ちなみに「大湯環状列石」は「野中堂環状列石」と「万座環状列石」の二つの環状列石からなる遺跡です。
こちらが「野中堂環状列石」。
長いところで直径44m。約2000個の石が並びます。
こちらが「万座環状列石」。
長いところで直径52m。約6500個の石が並びます。
「万座」の方には、復元された掘立柱建物も並んでいます。
また、「野中堂」、「万座」どちらにも「日時計状組石」があります。
こちらは「万座」の「日時計状組石」。
しかも「野中堂」、「万座」の中心と、2つの「日時計状組石」を結んだ線を伸ばしていくと、夏至の日没地点にたどり着くというのだからあら不思議
遠くの川からこんなにたくさんの石を運んできた縄文人。
いったい何を思っていたんでしょうか。(ロマン)
こちらは「五本柱建物群」
5本の長い木の周りに、短い気が何本も建てられています。
現在はクマよけの電気柵が張り巡らされているため、五本柱はちょっと遠目に見る感じです。
ボランティアさんによるガイドも無料でお願いできるので、もっと詳しく知りたい方はご利用なさってみてください!
そしてこちらは「どばんくん型お守り」。
ストーンサークル館の前身が建てられたときから営業している、「手づくりの店 つえ子」さんで購入することができます。
ストーンサークル館の駐車場奥にあるお店です。
お茶の資格を持っているつえ子さん(たぶん)が、抹茶をサービスしてくれます。本物の抹茶はとってもおいしいです!
これからの時期は鹿角産の果物も販売するようなので、ぜひお立ち寄りください!
見どころいっぱいの「大湯環状列石」。
世界遺産に登録されるよう、これからも応援していきましょう!
せばまた!
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2018年08月16日
どばんくん【大湯ストーンサークル館】
こんにちは!ふっさんです!
近年盛り上がりをみせているのが、「縄文」。
今年の10月からはフランスで「縄文」展が開催されるなど、
世界的にも「Jomon」は注目されてきているようです!
そして、「縄文」と言えば思い出されるのが・・・
そう、先日世界文化遺産国内推薦候補に選定された、「北海道・北東北の縄文遺跡群」ですね!
過去記事はこちら。
そして、鹿角市民が「縄文」と言われて思い出すのが・・・
そう、「大湯環状列石」ですね!
というわけで、行ってきました~。
まずは、大湯ストーンサークル館で基本を学びます。
こちらが大湯ストーンサークル館。
展示館では、大湯環状列石の発掘についてや、遺跡の役割などについて学ぶことができます。
中でも、出土品の展示コーナーはかなりの充実度。
ずらりと土器などが並びます。
土器パズルコーナーも。4回チャレンジしてようやく成功しました・・・。
そして、注目すべきはこちら。
なんだと思いますか?
そう、「土版」です。
土版以上でも土版以下でもない、これは土版なのです。
そしてこちら。
なんだと思いますか?
そう、どばんくんです。
どばんくん以上でもどばんくん以下でもない、どばんくんなのです。
しかし、ふっさんはどばんくんは女の子ではないかと思うのです。
なのでいずれどばんちゃんになるかもしれません。
それはさておき、「土版」をもう一度よく見てみましょう。
お気づきの点はありませんか?
「かわいい!」
うん、それも正解です。
しかし、たとえば、体の部位を表している「穴」が、「数」と対応しているように見えませんか?
「口」が「1」
「両眼」が「2」
「右乳房」が「3」
「左乳房」が「4」
「正中」が「5」
裏側にある「両耳」が「6」
縄文人も数を数えていたんでしょうか?
それとも単なる偶然なのでしょうか?
謎は深まるばかりです。
ロマンですね!
うーん、鹿角はとってもミステリー!©ごんかめ先輩
そんな大湯ストーンサークル館についてはこちらから。
大湯ストーンサークル館(外部リンク)
さて、大湯ストーンサークル館で基本を学ぶことができたところで、次回はいよいよ大湯環状列石に突入します!
せばまた!
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